[うつ病日記] 久しぶりの電車と海
休職12日目。
いつもどおり起きて、久しぶりに電車に乗る。しばらくぶりの電車は窓が開いていた。風が気持いい。電車から降りてカフェへ向かう。
カフェで本をモクモク読む。いつも行く場所とは違うカフェの影響だろうか、集中力が増して、いろいろなアイデアが浮かぶ気がする。狩猟採集民の場合で考えると、普段行かないような場所だと安全が確保されているか分からないから、安全かどうか確かめるために集中力が増して、いろいろなことに気づくからアイデアが浮かぶのかもしれない。狩猟採集民だと今の状況によってどのように反応するかを考えるのが好きだ。人間は狩猟採集民だった時代が圧倒的に長く、現代人も習性はその頃からあまり変わっていないので、狩猟採集民だとどう反応するかを考えると今の状況の説明が腑に落ちる場合が多い。狩猟採集民だとどう反応するかの考え方は、最高の体調などの本を書かれている鈴木祐さんの影響を受けているのかもしれない。
今日は、瀧本哲史さんの武器としての決断思考を読んだ。自分の人生を自分で決めていくために、ディベートの手法を用いて、現時点での最善解を導き出すための方法が書かれた本。復職するか否かを迷っているので判断して行動するために使いたい手法。心に響く一冊だった。
それから、海へ行く。といっても遊泳禁止なので見るだけだが、綺麗な海を見ると気分が楽になる。休職の原因の一つにコロナで近場しか出かけれず、考え方が狭まってしまっていたこともあるのかもしれない。まだ頻繁に海を見に行くことは難しいかもしれないが、気分が塞ぎ込む前に海を見に行こうと思う。
